何もしないで１２万円がもらえる国？

現在、話題となっている生活保護。高齢社会化が進む中、生活保護者は１５年度で２１０万人を突破している状態である。総支給額は３．７兆円ほどまで登ると言われている。

一人当たりの支給額は約４万円ほどである。（参照URL http://xn--ruqu92eenf16x.biz/kingaku/)

こういった基準がある中　オランダ・ユトレヒトでは確信的な取り組みが試験的に導入される。ベーシックインカムである。

ベーシックインカムとは、「すべての人に必要最低限の所得を給付する」というものである。勤務の有無にかかわらず無条件に一定の金額を給付を行う。

この仕組みを行うと高所得者は得する、という声があるかもしれないが彼らに対しては、

その金額を税金として回収される。なので低所得者にとってはありがたい制度なのだ。

だが問題点の一つとして受給者が仕事を探さなくなるという点が挙げられている。これに対してユトレヒト市でのプロジェクト責任者は「確かにそういった問題も挙げられるがベーシックインカム制度によって多くの人たちの幸福度が増し、最終的には仕事を見つけるようになると考えている」と言及した。

これは２０１６年度１月から試験的に導入される。今回、良い結果が得られればベーシックインカムに対する考えも変わるだろう。世界中の政治家や経済学者から注目されているので今後の展開に期待である。

opinion:世界的に導入してほしい。導入されれば目先の利益にとらわれずに自分のやりたいことが行いやすい環境になるから。

参照：http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/12/dutch-basic-income-experiment_n_7782056.html