遠隔医療〜Tele Medicine

現在の医療業界の市場は今後とも大きくなっていきます。

高齢社会化が要因です。

それに対して看護師、医者の人数が圧倒的に不足しています。

看護師の全国平均の有効求人倍率は3倍を超えています。

つまり1人のナースに対して3つの病院が人材を求めているという状態です。


看護業界は3Kといわれていて「きつい、きたない、危険」など激務の他にもこのような要因が挙げられます。

給料が安く、勤務時間帯も深夜も含む不定期です。

これらの理由から離職率が10%超えと高い数値があります。


この状況を支援するために注目されているのが遠隔医療です。

テレメディスンと言われています。(テレ:遠隔 メディスン:医療)

この技術はインターネット技術を利用して診察を行います。

どういった容態かをアプリを通じて入力し、その情報から最適な医師とビデオで診察を受けることができます。

また、スマートフォンを利用して聴診器にして情報を医師に伝えたり、スマホカメラで眼球の診断も行うことができます。

そして患者の近くの病院から薬品等を購入するなどといったフローで進みます。


このサービスはアメリカで発展しています。(全て英語ページ)

Plush Care

American Well

Doctor on Demand

などです。


ですが、日本では全く普及していません。

なぜかというと、診察は実際にあってしなければならないという決まりがあるからです。

厚生労働省が決めていることなのでこの市場に参上する日本企業は少ないのが現状です。

しかし厚生労働省はこの決まりを改善する動きを2012年から見せています。

なのでテレメディスンが発展するのは時間の問題なのかもしれませんし、

現在の医療、看護業界の救世主となるような今後の探訪に期待です。

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